音楽レビュー：Frankie Cosmos "Young"

Frankie Cosmos "Young"

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アメリカの若きシンガーソングライター、Frankie Cosmosさんの新曲が公開されていたので、聴いてみた。

ほほぉ、こういう風になったかぁと言った感じ。

可愛らしさとユルさはそのまま。

トラックがちょいアーバン、歌い方がメロウになった。どこか大人っぽく見せようとする女の子みたい。

Frankie Cosmosさんといえば、僕は前作のアルバムが大好きで。

どの曲も、2分程度とものすごく短い。

だけどその中に、まるでカラフルなクッキー箱のように、かわいらしさがたくさんつめ込まれている。

といっても、音数の多いごちゃごちゃした感じではなく、シンプルなバンドサウンド（ギター、ベース、ドラム）で、むしろ、すごく素直でストレート。

その中に、妙なひねくれっぽさがあって、ユルさもあって、おおおよくこの2分間で表現できるなぁ、って感じ。

Frankieさんかわいいよね。

ソロの女性ミュージシャンといえば、最近じゃGrimesやFKA twigs、きゃりーぱみゅぱみゅや大森靖子みたいな、強烈な個性で惹きつける方が多いんだけど、Frankieさんさんはあくまで素朴に、等身大の自分を表現していて、そこが好印象。

そしてメロディもポップ。ポップなのにありきたりじゃない。いや、ありきたりじゃないように見せる／聞かせるのが上手いのかな？

なんにせよ、PitchforkじゃBEST NEW TRACKに選ばれたようだし（ちなみに前作のアルバムは、8.0の好評価が付けられている）、次のアルバムも楽しみだ。